2014年1月N響定期

1月10日(金)C定期 指揮:ヴェルデルニコフ Vn:ジェニファー・コー(韓国系米人)曲:グラズノフ:演奏会用ワルツ第1番、チャイコ:Vn協奏曲、チャイコ:眠りの森の次女より抜粋 と今年っ最初のコンサートとしては冴えないプログラム。感想なし。
1月15日(水)B定期 指揮:ファビオ・ルイージ Pf:ブフビンダー 曲:Mozart P協No.20K.466 ブルックナー交響曲第9番 どうしても聴きたくてヤフオクで何回か挑戦しやっと手に入れたがP席でも定価の倍。でもブフビンダーの手元がバッチリ見える席でラッキー。ブフビンダーは昨年11月にここでウィーンフィルとベートーベンの協奏曲全曲を指揮しながら演奏。もう言うことなしの演奏。ルイージは見た感じは学者みたいだが、ダイナミックで熱のこもった棒で楽しめた。
1月25日(土)A定期 指揮:ルイージ、曲:オルフ:カトゥリ・カルミナとカルミナ・ブラーナ 当日券で聴く。カトゥリはピアノ4台とパーカッションのみ(10人ほどいた)+合唱の曲で初めて聴いた珍しい曲。休憩15分で舞台セッティング・・これが大変でギリギリ間に合う。カルミナ・ブラーナルイージ渾身の指揮でソリスト・合唱・オケ共にすごく良かった。この曲がこんなにいい曲だったとは見直した。ソリスト・オケ・合唱が引けても拍手が鳴りやまず、ルイージが出てきたのはN響定期で初めて見た(以下の写真)。ルイージはオペラでしか見たことがなく(ウィーンでファルスタッフナブッコ、メト東京公演のドンカルロ)、オケは初めてだったが緻密かつ情熱的な棒で素晴らしい。特に盛り上げ方が良い。

NHK BSのニュースで小澤さんとルイージが揃って記者会見していた。今年のサイトウキネン・フェスティバル(SKF)のオペラがファルスタッフに決まったとのこと。ルイージファルスタッフを振らせたら1番の指揮者とも言っていた。へぇっといった感じ。というのはリタイア後憧れだったオペラシーズン開幕に合わせてウィーンでアパートを借りてロングスティを2回したことがあった。最初の年の2004年の出し物がルイージ指揮のファルスタッフ。雰囲気に酔ってどんな内容だったか全然覚えていないが、ルイージという指揮者に興味を持ったことと目的を達成して感動したことは覚えている。家内と一緒だったらなお良かったが。。
写真はその時のカーテンコール。翌年の2回目は魔笛でジョーンズとかいう女性の指揮者だった。開幕公演と言っても、少し着飾った人がいるくらいで普通の公演とたいして変わらなかったことも不思議に思ったが。相変わらず日本人女性の和服姿もチラホラいたが、この手の人は最近多い。今年のNewYearConcertでも聴きに行ったKさんの話では(今まで何回か行っている)いつになく和服が多くツアー会社が着付けの人まで用意していたそう。

以下はN響ホームページより  みんな自画自賛の記事で気持ち悪い。本音を書いたら。。。
http://www.nhkso.or.jp/about/contents/8697/