2004年1月N響定期

2014年1月11日:C定期 ヴェルデルニコフ指揮 グラズノフ:演奏会用ワルツ、チャイコ:Vn協奏曲]ソロ:ジェニファー・コー チャイコ:眠りの森の美女より抜粋
どうにも気がのらないプログラム。年間チケを買ってると時々こういうこともある。でも老人は家の中にいるより外に出ることが一番大事なので出かける。
案の定何も感動のないコンサート。Vn協を期待したが、良く言えば繊細な音楽、悪く言えばボリューム不足。NHKホールは大き過ぎる。韓国系アメリカ人だそうで、チョン・キョン・ファとは全く異なる路線。今年最初のコンサート鑑賞は自分自身盛り上がることなく終わる。

2014年1月15日:B定期 サントリーホール。ファビオ・ルイーズ指揮 モーツァルトPコン22番(ソロ:ブフビンダー)、ブルックナー9番  これはどうしても聴きたくてヤフオクで6回目、14人と競り合ってようやく落札。定価の2倍だったがやむを得ない。P席5列目27番はピアノを弾くところがバッチリ見え満足。ブフビンダーは昨年11月のウィーンフィルでもここでベートーベンの全協奏曲を自ら指揮してやっている。演奏はさすが。オケ伴奏のみの時に時々指揮者の振りが出てくるのはやっぱり。。という感じ。ルイージは好きな指揮者だが、今までウィーンでファルスタッフナブッコ、NNHKホールでメトの引っ越し公演のドン・カルロとオペラのみを見ただけでオケのコンサートは初めて。正面で指揮ぶりが見え、冷静そうで学者みたいな容貌から想像できないほど情熱的で吠えまくっていた。名演と言える。25日のA定期のカルミナブラーナも自由席(1500円)でいいから聴きに行きたくなった。