2013.12.20 都響定期 インバル バルトーク・プロ Vn協(庄司紗矢香)、青ひげ公の城(演奏会形式) サントリー

興味深い曲だったのでヤフオクでチケゲット。手数料・送料(クロネコメール)込みで2900円ほどで席はP席真ん中最後列だったが意外に見易くてラッキー。今年聴き納めのコンサート。聴き始めはN響・ジンマンのマラ7だった。
庄司さんはいつもながら説得力のある演奏で聴かせた。この曲、初めて生で聴いたがいい曲だ。最初ハ−プの序奏の後、いきなり低音で鋭くVnソロが始まるのがハッとして魅力的。庄司さん、素晴らしい。持ってるCDはキョンチョンファだがちょっと乱暴過ぎる。
青ひげはCDでも聴いたことがなく初めて聴く。歌手はバリトンとメゾのみ。オケはフル編成の上パイプオルガンとバンダ(Tp,Trb書く4本)もあり。バンダがあるとは知らなかった。休憩時すぐ後ろのPオルガンの前に譜面台がセットされイヤな予感。曲の途中でバンダ奏者が出てきて頭上をかすめて咆哮。その上インバルはもっともっと出せの合図。やめてくれよ!!って感じ。一時的に耳がおかしくなったよ。だいぶ前オケの練習時、何の曲だったかTpがVcのすぐ後ろに来てエライ目にあったのを思い出した。青ひげは4番目の奥さんに城内を案内する筋書きだが暗く合唱もなくソロ二人だけのユニークなオペラ。何語でやったんだろう。「有難う」はDankeではなかったようだし原語だったのか?P席ではオケがffだと歌は聞こえないので今後サントリーで聴く時は要注意。でも演奏会形式はオケが良く見えてやっぱりいい。インバルは最初に聴いたのが94年の都響・復活で(その時のAltがこの4月にうちのオケで歌った寺谷さんとはビックリだった)もう20年にもなるんだ。来年3月のマラ9も聴く。8番は買い忘れたのでヤフオクでトライするつもり。