2012.6.28 新日本フィル公開リハーサル、スカイツリー、西洋美術館フェルメール鑑賞

久しぶりにNJPの公開リハ見学。指揮はD.ハーディング。コンマスは豊嶋さん。エルガーの第2番のリハだったが急遽タンホイサ-序曲から始め大満足。タンホーザー:ゆっくり目のテンポ、最初Claがテンポがつかめないようで走っていったん止まってやり直し。後はいつもながらのハーディングの流麗な棒の下、バランスの良い柔らかい響きがホールいっぱいに拡がる。Vnが対面、Cbが下手配置に違和感はない。やっぱりワーグナーはいい。エルガーの2番はコンサートではあまり演奏されない曲で時間の関係で公開リハでは一部の楽章のみだったが、意外にきれいで好きになりそうな曲だった。
昼食後スカイツリーに行く。完成前に何回か行ったが完成後は初めて。押上駅の案内も分かりやすく改札を出てすぐショッピングモールのソラマチにつながっている。やはり結構混んでいた。通り過ぎるだけで上野の西洋美術館のフェルメールを見るので地下鉄の浅草まで歩いて向かう。人工膀胱の装具はほとんど苦にならず普通に歩いて行けるなんて、もう手術前と変わらない。自分自身に驚いている。
西洋美術館のフェルメールは先日ベルリンの絵画館で日本貸出中とのことで見れなかった「真珠の首飾りの少女」の鑑賞のため行く。行列もなくすんなり入れた。身障者手帳を見せると無料なのは有難い。適当な混雑でフェルメールはゆっくり鑑賞できたが特に感じりものはなかった。最も有名な「真珠の耳飾りの少女」の絵は、30日からすぐそばの東京都美術館で開催されるが、こちらはメディアで大々的に取り上げられているので見るまでにかなり待たされるだろうな。でも、こちらも身障者は無料なので様子を見て出かけてみよう。
帰りにJRの駅に向かって歩いていたら、スカイツリー行きのかっこいいバス(スカイツリーシャトルバスというそう)が止まっていて、すぐ発車とのことだったので押上から1本で帰れるのと、どこを走って行くかにも興味があったのでで飛び乗った(200円)。浅草の裏の方を通って20分ほどでスカイツリー着。天井が透明なのでスカイツリーも見られ楽しめた。押上駅から半蔵門線で帰宅。疲れはそれほどなくまたまた自信になった有意義な1日だった。

錦糸町 トリフォニーホール

吾妻橋からのスカイツリー

右がフェルメール「真珠の首飾りの少女」 耳飾りの少女に比べて冴えない感じ。