2013年1月のコンサート鑑賞

1月9日 大野和士:読響 ピアノ:小山実稚恵 サントリー ラフマ:P協3、R.シュトラウス アルプス交響曲
ラフマPcon3はだいぶ前大野さんが都響の指揮者時代にルイサダで聴いた記憶がある。小山さんのすごくメリハリのあるダイナミックな演奏に驚かされた。2番もいいけど3番もいいなあ。以前うちのオケでチャイコをやった高橋多佳子さんが打ち上げ時に次はラフマ3番がやりたいと言ってたことも思い出した。
大野アルプスは読響の音がきれいなこととアンサンブルが想像以上に良く気持ちよく聴けた。やっぱり大野さんは期待を裏切らない。SoldOutだったが結構席が空いていたのは?空きが多かったP席で聴きたかった。それとコンマスがゲストコンマスで日下紗矢子さんだった。3月か4月に正式にコンマスになるそうで今回がコンマス・デビューのよう。

1月12日 N響C定期 ジンマンでマーラー7番の1曲のみ NHKホール
マーラーの解釈で有名なジンマンが振るので期待していたが、どうも気分がのらず途中でウトウト。個人的にもマーラーは6番までと9番は良いけど7,8番は好んで聴く気にならない曲でなじみが薄かった。やはりNHKホールというキャパが大き過ぎて音楽専用ホールでない会場のせいか?9日に聴いた読響より音が汚かった感じ。それと篠崎さんのコンマスは格好ばかりでどうにもこうにも好きになれない。堀さんの方がまだいいけど溌剌としたところがなく枯れた感じ。そろそろ若いコンマスが出て来ないか?またこの人か?で聴く前から萎えてしまう。指揮者だって老人のオンパレード。若い指揮者も定演ではほとんど振らないし。そういう体質なのかな。

1月26日 N響A定期 指揮:アクセルロッド Pf:S.グッドイアー バーンスタイン:交響曲2番、ショスタコ:5番
初めて聴いたけどハーバードでバーンスタインに学んだとか。弦の鳴らせ方、響き・バランスが凄くいい。ゲストコンマスはロッテルダムフィルのコンマスだった。そのせいかな?アクセルロッドは昨夏サンサーンスのオルガン付で共演したようで彼のHPではN響を絶賛している。以下はホームページより
January 23-27, 2013 Age of Anxiety Location: Tokyo, NHK Hall, NHK Symphony Orchestra
Program: Bernstein Symphony 2, Age of Anxiety/Shostakovich Symphony 5
The NHK Symphony is one of the best in the world. I am delighted to continue our strong relationship after the success last June with Saint Saëns Organ Symphony, with this important concert celebration the 95th anniversary of Lenny. With the Symphony 2: Age of Anxiety, along with the Symphony 5 of Shostakovich, which I not only studied with Lenny, but also so deeply while I studied in St. Petersburg with Ilya Musin. The Bernstein work, inspired by words of Auden, matches the anxious urgency of Shostakovich's greatest work.