NHK音楽祭2013 全4公演を聴く

チラシは以下。
http://www.nhk-p.co.jp/concert/20130916_132415.html
ドゥダメルを初めて聴く。評判通り。スカラ座オケの柔らかで拡がりのある音に魅了された。昔ツアーでミラノで観た時と大違い。ユロフスキの指揮で2夜・・ショスタコ:5番とエフゲニーオネーギンのひどさに失望したので余り期待していなかったが、やはりイタリアものは違うのか?
アイーダ(演奏会形式)は初めて全曲を通して聴いたが、素晴らしい。演奏会形式はオケが見えるのでいい。音楽そのものに集中できるので好き。絢爛豪華な衣装や舞台装置にはあまり興味なし。ドゥダメルは2回ともカーテンコール時に指揮台には上がらず、1stと2ndVnの間にいて歌手やオケをたたえていた。サイトウキネンの小澤さんみたいで好感がもてた。
N響はいつも通りで特になし。
チョン・ミュンフンは藤村さんがカルメンを歌うと言うことで聴く。ドイツものばかりと思っていて妖艶なカルメンは?だったが、清楚で落ち着いたカルメンが意外だったがこれも良し。カルメン感が変わった。前回のチョン・ミュンフンN響定期はNHKホール前で大音響の嫌韓ヘイトスピーチがあって腹が立ったが、今回はなくてホッとした。
ただ、毎回音楽評論家がプレトークをやったが、何でNHKお抱えのこんなどうでも良い人たちを出すんだろう。目ざわり。何でこういう人種がいるかわからない。