新人演奏会:フィリアホール 2010年6月19日

10年前リタイア後ヒマだったので区の文化講座に参加して、ちょっと楽器をやっていますと自己紹介したら、一緒に参加していたオバサマ達から「楽器やってるなら楽譜読めるでしょ! 毎月第3土曜にたまプラーザの東急CATV(現イッツコミュニケーションズ)で青葉の街・土曜コンサートをやっているので手伝ってよ!と言われ、コーヒーをごちそうになった手前(後で聞いたらフリードリンクで150円だったそう)&面白そうだったので、最初はスイッチャー(CATV局の副調整室でインカムを付け、楽譜を先読みして次どのパートが演奏するか合図する役割)として手伝うことになり、楽しくやっていたがトシのせいかだんだんきつくなり辞め、今はホームページと新人演奏会のみ担当している。
ただ、この出会いがなかったら、その後立ち上げたアートライフ(65歳以上のシニアが参加するコンサート)に関わることもなく、私の第2の人生は全く違った味気ないものになっていただろう。
毎年6月は、その年の春に音大を卒業した地元在住・出身者による新人演奏会。今回で20回目。例によって事務局をやっているが(11回目から)、平均年齢70歳以上のアートライフと違って若く、それも女性が多いので皆から「生き生きと嬉しそうにやってるね」と冷やかされているけど全くその通り!!
なお、2009年6月にたまプラーザ地区再開発に伴いイッツコムが移転したため、毎月行っていたコンサートは会場が確保できた時にのみ開催している。また、新人演奏会も本年2010年でいったん止め、新しい企画ものをすることになった。

 

出演者ミーティング。今回は9名参加。男性は1名のみ。

スタッフ紹介:2,3名を除き皆出演者の親か親以上の年齢の人が多いがこの優秀なスタッフがいるからコンサートはスムースに進む。

イッツコミュニケーションズの収録スタッフ。今回のコンサートの模様は7月〜9月の毎週金・土に3人ずつ1時間番組で放映される(演奏と演奏直後のインタビュー)









出演者はいつも10数人だったが今回はなぜか9人。でもフレッシュな中に質の高い演奏が多くお客様のアンケートでも好評だった。今までに出演した人でヨーロッパで活躍中の声楽家や私が関わり始めてからではNHKの土曜ドラマを見ていたら吹奏楽指導で懐かしい名前を見つけたり、N響のTVでどこかで見たような人が1stVnにいるのでHPで調べたらそうだったり、ジュネーブでタカーチSQに師事していて時々JTアートホール等でカルテットをやっているVn奏者。3,4年前ウィーン楽友協会大ホールでゲルギエフ・ウィーンフィルを聴いた時、休憩時の通路で新人演奏会出演者のSopのようだったが、うかつに声をかけれないので黙って通り過ぎたけど、後日土曜コンサートに再出演した時に聞いたらやっぱりそうで(当時ウィーン在住)主に旧東欧で活躍していたり等々で音楽家として成長していると、こちらも嬉しくなってしまう。音大を出たとしても音楽家としてやっていけるのが難しい世の中だけど一人でも多く活躍されるのを祈るばかりだ。



4月に行った出演者ミーティング:あざみ野フォーラム会議室


私、昔はインカム付けてスイッチャーやってました。(2002年2月:たまプラのiTSCOM副調整室で)